同窓会長 大田 弘(魚高23回生)
<紅奨学基金とは>
6年前の高校創立120周年記念事業の一つとして、生徒の皆さん方の研修を応援する「紅奨学基金」が創設されました。
多くの同窓生・先輩の方々からの協賛によるものです。
目的は故郷(ふるさと)に心の根っこを置きながらも、県内だけでなく県外、世界で活躍する人材に育って貰いたい!そのための見識を身につけて貰いたい!ということです。
今回が三回目となります。
<故郷(ふるさと)に心の根っこ?>
今、申し上げた”故郷(ふるさと)に心の根っこ“とは?ですが、これまでお世話になった方々、家族であり、親戚や近所の方々、恩師の先生方、友達などなど縁があった方々の”お陰様“をこれからも忘れないで貰いたいとの想いを込めたものです。
<県内外、世界で活躍するための人材に育って貰いたいとは?>
二つ目の「県内だけでなく県外、世界で活躍するための人材に育って貰いたい」とは、500年前のアメリカ大陸発見に代表される大航海時代に始まり、300年前の産業革命により加速したグローバリゼーション、国を超えた様々な経済、文化、社会活動は我々の生活と切り離せないものとになっています。
このような社会だからこそ、物事の本質を見牛わない/優れた判断力を身につけ、自分らしく活き活きと生きて貰いたいとの願いを込めたものです。
<グローバリゼーションの光と影>
さて、今回の米国研修では様々な新たな発見や気付きがあると思います。
日本が鎖国を止め、国際社会にデビューしたのは僅か150年前のこと、農業中心の社会から工業化社会へと歩み始めました。
グローバリズムは世界を、そして日本を大きく変え、驚異的な経済成長と豊かな生活を手に入れることに成功しました。
そのプラスの一方で、格差社会、環境問題の発生と云った地球規模での深刻な事態を引き起こし、依然、世界の各地で紛争・戦争が起きています。
<日本との違いを学ぶ>
現代社会は三つの”だけ“で表せると耳にしました。
“お金”だけ、“今”だけ、そして“自分”だけ
だそうです。寂しい限りです。
豊かさと一体何を指すのか?幸せの物差しはこれまでと同じで良いのか?
そういった観点からも日本との違いを学んで来て下さい。
気持ちが高ぶると思いますが、団体行動が基本ですので決められたルールをしっかり守って安全な研修を心がけて下さい。
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