令和7年 年頭ご挨拶
同窓会長 大田 弘(魚高23回生)

令和7年(2025年)の年頭にあたりご挨拶申し上げます。
昨年は能登半島地震発災という厳しいスタートとなりました。その後も豪雨災害が追い打ちをかけ、未だに多くの方々が厳しい生活を余儀なくされています。一刻も早い復旧復興により日常が戻ることを願ってやみません。
さて、国内外ともに政治的、経済的そして社会的に不安定な状況が続いております。
今年は”昭和100年“、戦後80年という節目の年にあたります。
残念ながらこの国においては戦後の動乱期ですら起きなかったような凶悪な犯罪が頻発しています。
お互いに励まし合いながら、そして助け合いながら一生懸命に生きることで、今日の豊かさを得た“共生(ともいき)”の精神は一体何処に行ってしまったのでしょうか?
グローバル社会がもたらした光と影、経済至上主義は目先の金銭的損得に民(たみ)の関心を引き寄せてしまいました。
世代問わず誰しもが『こんな社会で良いのだろうか?』と戸惑いながらも、さ迷っているような気がしてなりません。ただ、社会の流れに逆らって、社会や他人(ひと)を変えることは容易ではありません。しかし、自分自身は“自身の覚悟”次第で変わることができる!そのような一人ひとりの小さな覚悟が社会を真っ当な方向に向かわせると信じたいと思います。
大きなこと成すのは一握りのスーパースター、天才ではありません。平凡な大多数の民(たみ)によって歴史が創られてきたことを忘れないようにしたいと思います。
巳年は“再生と復活”の年とも云われております。
皆様方のご多幸と穏やかな年となることを願っております。
以上
<追記>
W.Sクラーク博士(米国:1826~ 1886年:享年59歳)の言葉
1876年(明治9年)札幌農学校(現・北海道大学)の初代教頭に就任。農学校で8ヶ月間、教鞭をとり、酪農の基盤を作ったクラーク博士の生徒への別れの言葉。(当時49歳)
Boys, be ambitious like this old man.
Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.
少年よ 大志を抱け!この老人の如く。
お金のためではなく、私欲のためでもなく。
名声という空虚な志のためでもなく。
人はいかにあるべきか、その道を全うするために、大志を抱け!