令和6年度同窓会総会・講演会・懇親会
日時 : 令和6年8月10日(土) 午後1時30分~
場所 : ホテルグランミラージュ
総 会 (午後1時30分~)
令和6年度同窓会総会が開催されました。吉田真総務部長の司会進行のもと、大田弘同窓会会長の挨拶、村椿晃魚津市長の挨拶、亀谷卓朗学校長の挨拶、そして来賓の村椿晃市長の挨拶の後、選出された大崎雅子同総会副会長の議長のもと、令和5年度事業報告、決算報告(会計監査報告)ののち、令和6年度事業計画、予算案がそれぞれ承認されました。
またその後、高田弘美会計より、令和5年度の紅奨学基金決算報告(会計監査報告)がありその後、令和6年度紅奨学基金予算案が承認されました。
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大田弘同窓会会長の挨拶 | 亀谷卓朗学校長の挨拶 |
村椿晃魚津市長の挨拶 | 議長の大﨑雅子同窓会副会長 |
会計監査報告をする林久嗣監事 | 同窓会執行役員の方々 |
講演会(午後2時10分~)
中尾哲雄同窓会名誉会長は、富山大学経済学部をご卒業後、証券会社を経て、富山商工会議所に入所、そして1964年に富山計算センター(現インテック)の設立に協力をされ、のちにインテックに入社、取締役社長、会長、最高顧問を経て2015年に退任されました。
その後は、富山経済同友会の代表幹事、富山県教育委員会教育委員長、公安委員長、テレコムサービス協会会長などを歴任されています。
また富山市、魚津市の名誉市民でもあり、富山大学名誉博士でもあられます。
講演では、タイトルの内容だとあまりにも膨大な量になるのでそれはまたまとめてお配りされることとし、まずは中尾名誉会長の歩まれてきた道をお話しされるということで「ITからAIへ 私の歩み来た道」というタイトルの内容でお話されました。
最近めざましい発達をとげて、いろいろな分野で使われている生成AIは、人間が今まで行ったきた新しいアイデア、コンテンツを創り出すことができるという大きな技術革命であるということ、でも、仕事で携わってきたメール、電話などの通信は本当はあまり好きではなく、「通信」の文字の通り、信を通わせる、すなわち、自分の手で手紙を書くことの大切さを話されました。
それから、富山大学学生時代の青冥寮の思い出として、「哲学」「落書き」「小泉八雲」のお話をされました。また、キェルケゴールとの再会のお話、日本興業銀行の黒澤洋氏との関わり、不二越創業者の井村荒喜氏との出会い、インテック創業の西泰蔵氏、金岡幸二氏との出会い、黒四ダムのお話、そして最後に、インテックの歩みをお話されました。
インテックの経営でずっと考えられてきた「際化」ということを、国際化、地域際化、世代際化、学際化、業際化に分けてお話されました。
そして「創造とは組み合わせ」ということで、インテックで開発された、いろいろな技術を、各企業との組み合わせで発展させてきたこと、その集大成として、インターネットデータセンターの「アット東京」の設立の話をされました。アット東京は世界最大級のデータセンターです。
最後に、心の原点 玄徳館のお話をされたあと、
「砂時計 時は過ぎ去っていくものだろうか」
いや、そうではなく、時は溜まっていく砂時計の砂と同じく蓄積されていくもの、ということで話しを締めくくられました。
中尾哲雄同窓会名誉会長の今後のさらなるご活躍をお祈りしたいと思います。
中尾哲雄同窓会名誉会長の講演の映像
懇親会(午後3時30分~)
講演会に続き、懇親会が開催されました。
今回は魚高55回卒業生が幹事学年となって企画・準備を進めてきました。
会では、まず、幹事学年代表の平雄造氏の挨拶、大田弘同窓会会長の挨拶に続き、来賓の方々の紹介、そしてその後、上田英俊衆議院議員の祝辞を経て、東京魚高会 上野唯泰氏による乾杯があり、各テーブルに歓談の輪が広がりました。
そして宴もたけなわなころ、元応援団による校歌斉唱、そしてエールにより会場はいっそう盛り上がりました。
最後は次期幹事のみなさんの挨拶のあと、同窓会副会長 長谷川光一氏による万歳三唱、亀谷卓朗学校長による返礼の万歳で余韻を残しながら、閉会となりました。
幹事学年代表の平雄造氏の挨拶 |
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大田弘同窓会会長の挨拶 | 上田英俊衆議院議員の祝辞 |
“東京魚高会 上野唯泰氏の乾杯 | 各テーブルで話が弾みました |
こちらのテーブルも盛り上がっています | 会場は空席がないくらいの満員でした |
元応援団による校歌斉唱とエール | 久しぶりに校歌を熱唱するみなさん |
元応援団による校歌斉唱とエールの映像
次期幹事の挨拶 | 同窓会副会長 長谷川光一氏による万歳三唱 |
亀谷卓朗学校長による返礼の万歳 | 最後まで盛り上がった会場風景 |